暑い日が続きますね。
マスクをしているとじっとり汗ばんでくる。
かといって、外してしまうわけにもいかず…
せめて少しでも涼しくする方法はないものか、ということでいろいろ調べてみたところ、Tシャツ生地でマスクをつくっている本を見かけました。
なんと切りっぱなしで、真ん中を縫うだけ。
生地を二重にしないので涼しそう。
私はちょうど手芸用品店でストレッチ性のある接触冷感生地を買っていたので、「これでもできるのでは?」とちょっとアレンジしてつくってみました!
以前につくったガーゼのマスクと同様、市販の立体マスクを型紙にしています。
<材料>
いらないTシャツ、接触冷感生地、夏素材のインナーなど、涼しくて切りっぱなしでもほつれにくそうな生地
縫い針 1本 ・まち針 3本ほど ・生地の色に合う糸
見本になる立体マスク 1枚

①型紙をつくる
立体マスクをタテ半分に折って白い紙の上に置き、形をなぞります。
描けたら形通りにはさみで切り抜きます。
ちなみに、もとのマスクだとちょっときついなーという人は、型紙の耳の入る穴をもう少し広くしてください。
うちでは夫が耳の位置がうしろぎみで、そのままだとキツイ!ということでかなり穴大きめの型紙もつくりました。
②布に型紙の形を写す
布の上に型紙を置き、待ち針で留めます。
このとき、マスクの中心に来る部分のみ縫い代が必要なので、ヨコに1センチほどの余りが出るように型紙を置きましょう。

待ち針で固定できたら形を布用のペンで写し取ります。
終わったら型紙を裏返し、もう一枚同じように布に形を写します。

③型紙通りに切る
型紙を取って、形通りに切り抜きましょう。
さっき「余りが出るように」と言った縫い代の部分を切ってしまわないよう注意!
なお、耳の穴をくりぬくときは布を半分に折って切れ目を入れれば簡単。

④マスクの中心部を縫う
③でできたものを2枚、裏が見えるようにして重ね、赤い点線の部分を縫います。
⑤縫った部分を平らになるよう縫い付ける
④までで終わってもいいのですが、顔につけたとき縫い代のビラビラが気持ち悪いかなということでこの手順を追加。
マスクを開いて、縫い代も両側に開きます。
そのあと、下の写真のようにところどころ切り込みを入れ、縫い付けます。

なお、玉止めですが、できれば肌に当たらない部分に来るようにすると快適です。

⑥完成!
真ん中を縫うだけなので早い!
ただ、切りっぱなしなので何回ぐらいの洗濯に耐えるのか、ただ今お試し中。
1回洗濯しただけだとあまり変化はありませんでした。
どのくらいもつか、ちょっと心配…という人は、まずは使わなくなったTシャツなど「もったいなくない」生地でつくってみてください!
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