ごきげんよう。マダムYummyです。
この季節になるとスーパーで売られているはまぐりですが、小旅行で鳴門に行ったとき貝が大きくて採れたてだったので、たくさん買ってしまいました。一緒に行った義姉はあさりを買ってましたが、食べ応えならはまぐりでしょう、ってことで、今晩はぷりっぷりの新鮮なはまぐりの酒蒸しを作ります。
●バターでこっくり!はまぐりの酒蒸し
はまぐりは、貝殻は丸みのある三角形で、栗の身に似ていることから「浜栗」の名が付きました。古代から貴重な食糧であったため、「山の栗」に対して「海の栗」と考えられたのでしょう。
旨みの塊なので、調理するときは煮過ぎないが鉄則です。でないと身が萎んで、ぷりっぷりにはならないのでご注意あれ。
ビールが飲みたかったので、酒蒸しだけではあっさり過ぎるため、仕上げにバターを投入。私は日本酒を使いましたが、白ワインがあればワイン蒸しも美味しいです。
●材料
材料(4人前) はまぐり 16個 塩 適量 日本酒 100cc (白ワインでも) 水 50cc バター 20g 三つ葉 2束

●作り方
(下準備)はまぐりは塩水につけて5時間以上おき、砂抜きします。
※塩水入りのパックなら不要
① はまぐりに塩をふり、殻を擦り合わせるようにして洗う。
② 三つ葉は洗って、3cmくらいに切っておく。
③ はまぐりをフライパンに入れ、酒と水で貝がひたひたになるくらい入れる。
④ ガラス蓋をして、強火で煮る。はまぐりの殻が開ききったら、汁を味見して塩分が足りないようなら、塩を振り入れる。

⑤手早くバターを投入し蓋をして溶かしたら、火を止める。三つ葉を散らして出来上がり。
●合わせるお酒
麒麟淡麗 生
夫の好きな麒麟淡麗は、わが家のデイリービール。発泡酒だから、麦芽比率は50%くらいで100%のビールではないけれど、毎日飲んでいたらこれがビールの味になるから面白い。実際に麒麟淡麗は発泡酒販売No.1の座を守っているのだから、力強い飲み応えと爽快なキレの良さを、夫をはじめ多くの人が支持しています。ビール臭さが苦手な人にも飲みやすい、食中酒として料理にも合わせやすい、日本が誇る新ビールと云えますね。季節を感じるはまぐりの酒蒸しも、バターの風味でビールのアテにして美味し!
●知ってました?はまぐりで夫婦円満
はまぐりと云えば、3月のひな祭りに供される潮汁は行事食です。
なぜひな祭りにはまぐりを使った料理を作るのでしょう?そーなんです、2枚貝のはまぐりは一対が離れても同じ個体としか合わないことから、女の子が成長して夫婦になっても添い遂げることができるようにと願いが込められているのだとか。
平安時代に貴族たちのあいだではまぐりに雅な絵を描いた「貝合わせ」という遊びが流行り、源氏物語にも登場しています。
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