その怒りはシワのもと。「アンガーマネジメント」は美容にも効く?!

「はあ、今日もイライラしちゃった。怒っちゃった。人間だもの、仕方ないよね」

と、思ったあなた。

あなたのその怒り、コントロールできるんです。

むしろ、人間だからコントロールできるんです。

知って損はない「怒りの感情のコントロール方法」で、イライラはもちろん、顔のシワも予防しましょう!

 

怒らないことは美容にもいい

あなたは、自分が怒ったときの顔を見たことありますか?

眉間にシワ、おでこにシワ、目は細くなり、口角は下がって、ほうれい線もクッキリ!

残念ですね。人間の表情の中で一番、いかつい顔です。そして、顔全体に力が入るため、シワがくっきりと刻まれます。

シワがすぐ伸びる子どものときならまだしも、大人になってできるシワにはデメリットしかありません。人相も悪くなる一方です。美容のためにも、人に好かれる人相になるためにも、すっぱりと怒り体質とさよならしましょう。

 

 

なんで怒っちゃうんだろ?

そうは言っても、毎日、腹が立つことも多いのが現実。では、人はどんなときに怒ってしまうのでしょう。

1)「~すべき」という考え方

こうあるべき、こうするのが常識、という自分の考えと違うことに、人は怒りを感じやすいといいます。

また、こんなとき、相手はこうしてくれるはず。という期待を持つことも、その期待が外れたときの失望が怒りの感情になりやすいのだとか。

2)自分自身がしんどいとき

自分に余裕がないと、1の感情が心にうかんだときに、短時間で怒りの感情につながります。眠い、疲れた、しんどい、不安、焦り、心配など、心身のコンディションがよくないときや、心にマイナス感情が渦巻いているときは、特に大きな怒りになりやすいのだとか。

 

 

怒らない習慣でキレイになろう!

まずは、1のような「こうあるべき」という考え方を少し柔軟にしてみましょう。

「こうあるべき」という価値観は、個人差が大きく、自分がそうであっても、他人に同じ価値を当てはめないようにします。「自分は自分、人は人」のスタンスで、物事を俯瞰で見るような思考をクセづけてみましょう。

また、常に自分に「余裕」を持たせることも大切です。ギリギリまで働かない、よく眠る、隙をみて休む、など、自分や自分の時間を大切にすることが、怒りを抑えることになり、結果、周りもハッピーにするのだと、思ってください。

ちなみに笑顔は、口角や頬の筋肉を上げることで、若々しい表情になり、顔筋の筋トレにもなります。怒らず、口角を上げてなるべく長時間、笑顔でいることはお金を掛けない、究極のゼロ円美容といえます。

 

イライラよ、飛んでけ!怒らないためのプチ技

すぐに怒りの感情を捨てることは至難の技、と思った人は、次のことを試してみてください。

1)ゆっくりと6秒数える

ムッとなってから6秒くらいが怒りのピークなんだとか。怒りを感じたら、ゆっくりと6秒数えます。その間に深呼吸をしたり、場所を移動すると効果的です。

2)考えを止める

いったん、何も考えないようにします。心を無にするのです。サッと空の方へ顔を向けて、雲を見てもいいでしょう。怒りの感情と距離を少し取ることで、冷静にその場をどうすればよいか、正しい判断もしやすくなります。

 

 

いかがでしたか?怒らないことは、周囲との人間関係を良くするだけでなく、美容にもいいことがお分かりいただけたと思います。

怒ることは人間に備わった自然な感情なので、けして悪いことではありません。自分の感情のままに、相手に怒りをぶつけることが、問題なのです。

もし、相手に自分が怒っていることを伝えたいときは、「具体的にどうしてほしいのか」を一対一で、相手の言い分も聞きながら話しあってみましょう。

きっと、お互いが前向きな笑顔になれ、

今よりもキレイになれるはずです!