ハイドロカルチャーのガラス鉢に藻が生えた!その原因と対策とは?

ハイドロカルチャー ゼリー

土を使わず、水耕栽培で観葉植物を楽しむ「ハイドロカルチャー」。

最大のメリットは「清潔・無臭・お手入れが簡単!」ということで、観葉植物の初心者さんにも人気です。

しかし、「しばらく部屋に飾っていたら、ハイドロカルチャーのガラス鉢に藻が生えてきた!」というトラブルも。

清潔なはずのハイドロカルチャーで、どうして藻が生えるの?

見た目が悪くなったんだけど、どうしたらいい?

今回は、そんなハイドロカルチャーの「藻」の対策について解説します!

藻が生える原因とその対処法

ハイドロカルチャー藻の原因は日光イメージ【写真AC】

残念ながら、ガラス鉢と藻は、切っても切れない関係です。

まずは、その原因から見ていきましょう。

藻が生えるのはなぜ?

ハイドロカルチャーの藻なぜイメージ【写真AC】

ハイドロカルチャーのガラス鉢に藻が生える原因は、ズバリ「日光」です。

「じゃあ、日光があたらない場所に置いたらいいのでは?」と思われるかもしれませんが、植わっている観葉植物には日光が必要です。

日光をあてるとガラス鉢に藻が生えてしまうし、日光をさえぎると観葉植物が弱ってしまう。

それでも、「ガラス鉢でハイドロカルチャーを楽しみたい!」という場合は、どうしたらいいのでしょうか?

「藻が生えるまで」と割りきって楽しむ

ハイドロカルチャーの藻対策2イメージ【写真AC】

「水と日光があれば藻が生える」「観葉植物には日光が必要」、どちらも至極自然なこと。

自然に逆らわず、観賞のメインである観葉植物の健康を優先して、レースのカーテン越しくらいのやさしい日光をあててあげましょう。

そして、「やっぱりガラス鉢に藻が生えてきた!」となれば、そのガラス鉢の役割はそこまでです。

植わっていた観葉植物は、陶器鉢などで引き続きハイドロカルチャーを楽しむか、土植えに戻すなどして、いたわってあげてくださいね。

藻を洗い落として何度でも楽しむ

ガラス鉢はもちろん、ハイドロカルチャーで使われているカラーサンドやジェルボールなどは、洗って何度でも使えます。

つまり、これらの植え込み資材の場合、洗うことがめんどうでなければ、「藻が生える」というのは、たいした問題ではないのです!

「じゃあ、洗ってみようかな……」という方のために、ガラス鉢やカラーサンドについた藻を洗う方法についてご説明します。

ただし、これは推奨されている方法ではなく、私が園芸店スタッフだった頃、勝手におこなっていた方法ですので、ひとつの例としてご参考にしていただければと思います。

藻を洗い落とす方法

ここでは、主に「カラーサンド」で植え込まれたガラス鉢を例にご説明します。

用意するもの

□カラーサンドを洗うためのボウル(洗面器やミニバケツなどでも可)
□ガラス鉢を洗うスポンジ
□カラーサンドを鉢に戻すためのスプーン
□ガラス鉢をピカピカにふくタオル
□根腐れ防止剤(必要な方のみ)

特別なものは必要ないので、おうちにあるもので上手に代用してくださいね。

お金をかけず、余計なものも増やさずにいきましょう!

ガラス鉢の洗い方

《手順1》
植物が植わったガラス鉢に水をなみなみそそぎ、ガラス鉢の中が浮力でゆるゆるになったら、カラーサンドをふり落としながら、植物をそーっと抜く。

《手順2》
カラーサンドをボウルなどに移す。入っている水ごとのほうが移しやすい。

《手順3》
ガラス鉢の内側をスポンジなどで洗う。藻が少しでも残っていると、またすぐに繁殖してしまうので、しっかり落とす。水道水のカルキ汚れなども落としておく。

《手順4》
乾いてから水道水のくもりがでないように、キレイにふきあげる。植物を入れてしまうと内側は拭きにくくなるので、ここでピカピカにしておく。

植え込み資材の洗い方

《カラーサンド、ゼリーなど》

ハイドロカラーサンドイメージ【写真AC】

カラーサンドをボウルの中でぐるぐるかき回して洗う。藻や汚れが浮いてきたら水を入れ替えてぐるぐる洗う、を繰り返す。ハイドロ用のゼリーなども、同じ要領で洗える。どちらも水より重く、ふわふわ浮いてこないので洗いやすい。

《カラーストーン、ビー玉など》

ハイドロビー玉イメージ【写真AC】

硬いものをぐるぐる洗いすると資材が傷むので、カラーストーンやビー玉などはタオルにはさんで水に沈め、タオルの中でころがすようにこする。

《ハイドロボール、セラミスなど》

ハイドロボールイメージ【写真AC】

多孔質のため藻が奥まで入りやすく完全に落としにくい。藻がついたままガラス鉢で再利用すると、すぐに藻が広がってしまうので、藻がついてしまったら新しいものと入れ替えるのがおすすめ。

ガラス鉢と植え込み資材の洗浄が終わったら、ガラスの底にミリオンAなどの根腐れ防止剤を敷き、スプーンなどで1/3ほど植え込み資材を入れてから植物を戻し、周りを植え込み資材で埋めてガラス鉢を完成させましょう!

園芸スタッフの荒技をご紹介

ここからは、大きな声ではおすすめできない、園芸スタッフ時代の裏技(荒技?)をご紹介します!

「なるほど、だけどマネするのはやめよう……」くらいの感じで読んでいただけたらと思います。

植物だけ抜いてぐるぐる洗い

園芸店には、ディスプレイのガラス鉢がたくさんあったので、ガラス鉢を洗うときは、植物だけを抜いて、カラーサンドとガラス鉢は、いっぺんにぐるぐる洗いをしていました。

ガラス鉢の内側をスポンジで洗うときは、まるでそこにカラーサンドなどないかのように、無視してゴシゴシこすって洗います。

ガラス鉢の内側がキレイになったら、あとはひたすらぐるぐる洗いで、藻や汚れがなくなるまで水替えをします。

植物を戻すときは、ガラス鉢に水をなみなみ注いだ状態で植物を入れて軽く揺すり、植物を徐々に埋めこんでなじませます。

あとは、鉢の1/4程度になるように水を捨てて完成です!

ガラス鉢1つにつき5分ほどで洗えちゃいましたよ。

根腐れ防止剤は入れない派

先ほど、ガラス鉢の底に「根腐れ防止剤」を入れる、とご紹介しましたが、実は園芸店のガラス鉢では使わないようにしていました。その理由とは?

□ 底に敷いた根腐れ防止剤が水の汚れを吸って灰色になる
□ 粘土質の根腐れ防止剤はガラス鉢の底でドロドロになってしまう
□ 先述のぐるぐる洗いですぐに藻を洗い落とせるのでなくてもいい

お客さまには、「水が汚れにくくなりますよ」と、おすすめしていましたが、お店では上記の理由で、ガラス鉢で使うことは、ほとんどありませんでした。

ただし、「ミリオンA(珪酸塩白土)」などには、根腐れ防止や水の活性化以外に、ミネラルの補給などの効果もあります。

ガラスの鉢底の見えにくい部分に並べる、陶器鉢でのハイドロカルチャーで使うなど、みなさんは必要に応じて活用して下さいね。

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藻が取れなければ用土の改良材へ

ハイドロボールを改良用土にイメージ【写真AC】

ハイドロコーンやセラミスは、ハイドロカルチャーの優秀な植え込み資材です。

粘土を高温で焼き上げ発泡させているため、清潔で通気性があります。

その一方、一度藻がついてしまうと落ちにくい性質があるので、藻がついてしまったものは、できるだけ藻を落としたうえで、土栽培の改良用土として使っていました。

小さな鉢なら、ハイドロボールを鉢底石代わりに使うことも。

セラミスは、多肉植物を植えて今でもベランダに出していますが、そこでは藻が広がることはありません。

メーカーが推奨してる使い方ではありませんが、ハイドロボールもセラミスも、とても優秀な植え込み資材なので、藻がついたものたちにも、ぜひ第二の人生を与えていただけたらなぁ、と思います。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、

□ハイドロカルチャーのガラス鉢に藻が生える原因は「日光」
□ガラス鉢は期間限定で楽しむか藻を洗って長く楽しむ
□ガラス鉢やカラーサンドはぐるぐる洗いで藻がキレイに取れる

以上のことをお伝えしました。

藻を気にせず、ハイドロカルチャーを楽しみたい方は、ハイドロ苗ごと、陶器やプラスチックの鉢にすっぽり入れるだけの栽培がおすすめですよ。

ガラス鉢で楽しまれたあとは、ぜひ、清潔で簡単なハイドロカルチャーを試してみてくださいね。

関連記事:清潔・簡単!ハイドロカルチャーのメリットを最大限にいかして観葉植物を楽しむコツ

 

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【出典】
三浦園芸 | ハイドロカルチャー 観葉植物